最近日本でとても話題になっているカナダのコープ(co-op)プログラムは、カナダのカレッジに通うことで働ける期間が設けられ、在学中から就労経験を得るものとなっています。

 コープ（co-op）について

実はこのコーププログラム、10年前から存在しました。最近はこのプログラムが進化して、大学やカレッジの授業にて、コープ(co-op)期間があるプログラムがたくさんあります。

正式には、Co-opプログラム（Co-op, short for cooperative education）と言い、学生、雇用主、カレッジが関わるカナダの大学やカレッジのパートナーシッププログラムです。卒業前に授業で習った内容と実践的な実務経験をバランスよく組み合わせることを目的としています。学生は学業とフルタイムの雇用を交互に行い、卒業前から専門分野での実践的な経験を積むことができます。授業でのトレーニングを補完するために学生に就業体験を提供するものなので、このプログラムに参加するには提携している学校に通うことが参加条件となります。

Co-op参加条件

それではコーププログラムの参加するには何が必要でしょうか。

• コーププログラムを許可している学校のプログラムに通うこと
• 在学中でコープ期間終了後、学業に戻る予定のある人を対象にしています。

カナダのコーププログラムは学校によって全く異なり、提携先の雇用主やコープの期間も異なります。

Co-opの雇用先

またカナダのコーププログラムがある学校に通うからといって自動的に雇用主が見つかるわけではありません。ほとんどのco-opのポジションを得るためには履歴書・面接などの就職活動が必要であり、他の学生と限られたコープポジションを競いあいます。

Co-opの募集期間

雇用主によってコープの期間は全く異なります。最低で6ヶ月から1年間のコープを探している雇用主もいれば、4ヶ月からの採用もあります。

ここでは一般的な4ヶ月の採用を目指す際の流れを説明します。

4ヶ月の採用となると1年を3回のタームに分けます。

Winterタームは1から4月に就業開始、Summerタームは5月から8月から、Fallタームは9月から12月に仕事を始めることになります。

基本的には、コープ終了後に学業に戻ることを前提としていますが、コープタームを続けて二回行うことで卒業までに8か月間コープとして働くというケースもあります。

雇用主によって、採用サイクルは異なりますが、カナダのコープ期間開始の3－4か月前から採用活動が始まります。

コープ求人案内の期間

winter: 9-10月

summer: 12-1月

fall: 5-6月

面接の期間：

10-11月, 1-2月, 6-7月

最近では、卒業前から就学経験を積むUniversity/Collegeの学習プログラムが増えています。卒業してから新卒で仕事を探す際には、こういったコーププログラムでの経験が採用決定の差を大きく変えています。

なので、カナダでの学校に通う方は、時間をかけてco-opの就職活動の準備をすることをおすすめします。カナダでのコープ（Co-op）での仕事探しのお手伝いもしています。詳しくはお問合せページをご覧ください。

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